「さあ着いたよ。降りて!」
「あれえ、ねえねえ、ローバーくんはどこいっちゃうの?」
「ああ、だいじょぶ。これはねえ、タワーパーキングっていう駐車場なの。」
「あとでちゃんと戻ってくるよ。」
「へえー。だいじょうぶなの。。」
―― 今日は子供と児童館で遊びました。タワーパーキングを初めてみたので、
ラックの中に吸い込まれていく車をみて不安になったみたい。
といいながらも、そのことはすっかり忘れて散々遊んだあとのこと。
「ローバーく~~~ん!!」
「え!どうしたの?なんでこんなところで呼んでるの?」
「だってさー。ローバーくん、かわいそうだよお。」
「どうして?」
「だって、ひとりでまってるんだよ。いまごろ、きっと、しくしくないてるよお。。」
「・・・そうか、そうだね。じゃあ早く行ってあげようよ。」
「うん!!」
そしてタワーパーキングから出てきた車をみて、ひとこと。
「ろーばーくん、ひとりでさびしかった?」
・・ホントに生き物のように思ってるのかなあ。。まあ、いいんだけどさ。(苦笑)