ホール&オーツネタには反応しちゃうんだよなあ。。
Daryl Hall John Oates, New Album
新しいアルバムがソウルのカバーって言うのも、彼らなら大歓迎ですね。
その昔、アポロシアターのライブでも思いっきりやってたし。
ところで、僕は70年代のホール&オーツが特に好きなんですけど、
中でもしばしば聴きたくなる1曲は、「She's Gone」なんです。
前にこの
ブログでも書いたけど、1973年のセカンドアルバム「ABANDONED LUNCHEONETTE」の4曲目にそれは入っています。
イントロの、ハイハットの絶妙な16の刻みにベースがルート音をペダルでゆったりと
絡ませ、エレピがその上にのってくるところから、なんとも期待感が高まります。
歌の展開は、これぞデュオ。二人の抑えたオクターブのユニゾンが、抑制された演奏に
一層の緊張感を加えています。
一転、サビはドラマティックなソウルの展開で、二人が「She’s Gone」と追いかける
ように歌い、コーラスもさらに追いかけます。
大サビ前に泣きのギターソロから転調、そしてまた転調!
さらにブレイク!
ホールのファルセットで「She’s Gone」のサビに突入するときには、いつででも
鳥肌がたってしまうんです。
ほんと、いい曲だねえ。。知られてないけれど、この最高にかっこいいタイコを
たたいているのは、バーナード・パーディ先生ですよ!
このアルバムは持ってたほうがいいです。明るいアルバムじゃないけど、
完成度は高いと思います。オススメです。