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「ジャケ買い」って言葉は死語かな?



「ジャケ買い」って言葉、もしかして最近では死語になりつつあるのかなあ。

ふとそんなことを思ったんだけど、そう思わない?


昨日、Jim pulteっていう人のアルバムを10年ぶりくらいで棚から手に
取ったんだけど、これを買ったのはもう16年くらい前で、国分寺の珍屋
(めずらしや)さんで見つけたんです。

名前も知らないアーティストだけど、バックのミュージシャンが凄くて
気になってね。

クレジットを見ると、ジム・ケルトナーがドラムでドクター・ジョンが
ピアノ弾いてて、ギターはジェシ・エド・デイビスだから間違いなく演奏
は素晴しいはず!

ジャケットの写真も、長髪の痩せた男が、日当たりのいいレンガ造りの家
の外壁にもたれかかるように佇む構図でね。何故か印象的。

珍屋さんの社長と話をしながら、あまり入荷しないしコードだという話
だったので、バイトで稼いだわずかなお金で買うことにしたんです。


久々に針を落しながら、そんなことを思い出していたとき、この人は
一体どんな人だったのかなって、今さら気になりだしました。

当時も、気になったんだけど、ほとんど知れらていないから、調べようが
なかったんだよね。


ところが、

ふと見れば、目の前にブラウザが立ち上がってるじゃない!

思わず検索したら、結果にビックリ。


一瞬にしてたくさんの情報が表示されるじゃないですか。



ふーん。。もともとはSouthwindってバンドでベースを弾いてたのか。

曲のインプレッションも出てる!


中古版も販売されてる!

Vivid SoundからCD化もされてる!!


へえ~。。


16年前じゃあ一週間かけて調べても、こんな情報は入手できなかっただろうに、
いまじゃ買う前から一瞬でこれだけの情報を誰でも簡単に集められるんだね。

あらためて、インターネットの凄さを思い知った気がしたなあ。。


そう思ってみれば、最近のCDショップは試聴機がたくさん置いてあるし、
ネット販売の場合も、その場でかなりのアルバムの試聴ができるもんね。。

レビュー記事もネットを検索すればいくらでも出てくるしね。



少ないお金と情報力の中で、試聴もできずにドキドキしながら五感と想像力を
総動員して選ぶ、1枚のアルバム。

当たるか、はずれるか。

針を落とすまでわからない。

当たればもの凄い得をしたような、自慢したくなるような気持ちになる。

はずしたときは悔しくて、しばらくそのジャケットを見るだけでも滅入っちゃう!


それが僕の「ジャケ買い」だった。


そんな楽しみは、この情報社会では非効率だよなあ。。


でも、ちょっと寂しいね。


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Out The Window/Jim Pulte (1972年)

1. All Uphill From Here
2. Anything
3. My Heart's On Seet Rollene
4. Cry, Sing And Laugh
5. Point Me Home
6. The Goose Flew Back
7. Reno Street Incident
8. Big Times
9. Old Time Junkie
10. Out The Window
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by 400tourer | 2004-11-01 14:29 | 70年代音楽
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