戒め
を読んで思い出したことがあります。
ブログって、情報発信なんですよね。
だからこそ、得られる喜びも大きいけど、読み手を意識しなきゃいけない。
数日前に、あるシステム開発者の人からこんなことを聞かれました。
「ブログって別に革新的なシステムやプログラムには見えないけれど、
何でこんなにもてはやされているのかな。」
うん?確かに、ブラウザから文字や画像をアップロードできる仕組みは
以前からたくさんあったしなあ。開発者であれば疑問だろうねえ。。
ちょっと考えてから、僕はこう言ったんです。
「テクニカルな部分で斬新かどうかはわからないけど、仕組み的な特徴を
あげれば、3つくらいあるかもしれないよ。」
といって、技術者向けの切り口で、以下の説明をしました。
(自分の言葉なので、過不足や一般的な表現じゃなかったらゴメンなさい。。)
<トラックバック>
特定の記事に対して一方的に相互リンクをすることが可能。
しかも、リンクしたことを自動的に相手や読み手に通知できる。
従来なら相互の個別作業で相互リンクを貼らなければならず、
リンクの通知はメールやBBSの書き込みなど、記事とは別の方法だった。
<情報の整理>
記事を1post単位でカテゴリーや日付などで整理できる。後から
カテゴリ変更や追記、削除も可能。従来は自分でディレクトリや
ファイル構成を考えて整理しなければならかった。
<RSSに対応している>
相手の記事の更新が一覧表示できるため、既読・未読の一元管理ができる。
「特にトラックバックとRSSの組み合わせが「情報発信」する人と受け取る
人のそれぞれの効率性を高めたから、今までにない密なコミュニケーション
できるようになったんじゃないかな。」
「誰でも簡単で効率的に情報発信できるようになったから、本当の意味で
情報の質が問われる時代になるんじゃないかなと思うよ。」
・・なーんて生意気なこと言っちゃった!(苦笑)
すると、彼はこういいました。
「ああそうか!やっぱり何も新しいことがあるわけじゃないんだね。」
「なんだかんだ言っても、情報発進したい内容がなきゃしょうがないね。」
新しいかそうじゃないかって話しはどうでもいいけど、個人的には
技術が新しくなくても、使い方や概念が新しければ、それは新しいんだと
思うんだけどね。。。
むしろ、後のセリフは本質的だなあと感じます。
ブログって日記のようだけど実は立派な「情報発信」なんだよね。
だから、何を書いてもいいんだけど、今までにない特徴があるからこそ、
今までのホームページ以上に読み手を意識した内容にしないとね。。
それは、文学的だとか、崇高だとかって問題じゃない。
読み手への思いやりとか親近感なんじゃないかな。
それさえ忘れなければ、返ってくる手ごたえや、得られる喜びは他にはないほど
素晴らしい。必然といえるくらいの素晴らしい出会いもあるしね。
皆さんの記事や文章からいつもこの3つを与えてもらっています。
「笑う」「泣く」「気付く」
僕も、それができるといいなあって思っています。
あ、自分にプレッシャーかけちゃった!(爆)