ビッグバンド・ジャズって、個人的にはあまり聴かないんだけど、
そのくせ、実は演奏してたことがあるんです。(笑)
僕にとっては聴くより演奏する方が好きなジャンルなんだよなあ。。
もう10年位前かな、ある社会人のアマチュア・ビッグバンドに在籍しててね、
けっこう大き目のホールで演奏したりしてたんですよ。
blue_koichiroさんの記事を読んでて、そのことを思い出しました。
朝一のリハは…
フルバンドで17人もの編成になるから、練習が大変だったなあ。
それぞれパート練習で、金管、木管、リズムがばらばらに違う場所に離れて練習してね、
最後にみんなで「せーの!」って合わせる感じです。
特にリズムは練習が寂しいんです。だって、ホーンがいないとスカスカなカラオケ状態
なんだもん。。
ずーっとベース&ドラムが4ビートを刻み続けて、ギターはかるーくコードを刻んでて、
ピアノがまたシンプルで音数が少ないから、ずっと譜面を見てるか、小節数を数えて
ないと、どこまで来たのかわからなくなっちゃうんです。(僕だけかも。。。)
でもね、17人がみんなで合わさると、すっごいエネルギーだよお。
ホーンの音圧なんて、圧倒されるくらい!
もちろんアレンジで緩急つけたりするから、最大のヤマ場まではそれぞれのパートが
かわるがわる前に出たり、引っ込んだりしているわけですよ。
それで、サビに当たる部分が「トゥッティ」っていわれる、みんなで一斉に音を出すシーン
になってることが多くって、ここが一番の醍醐味なんです。
居並ぶホーン隊が一斉に全開!!
これの呼び水として、ドラムのピックアップ・フィル(おかず)がとーっても重要なの。
これがうまくキマルと、ホーンの頭がピタッと揃ってカッコいいのなんの!
みんなのシンコペーションのアクセント位置を揃える役割もあるから、ここで焦っちゃうと
せっかくの見せ場が台無しになるし、責任重大なんだけどね。
ンッタ ツクタ ンット ツクト ド!
ぱあーーん!!
こんな感じ。わかるかなあ。。(笑)
あああああっつ、ビッグバンドもやりたいなあ~。。
でも練習はキライ。
。。またこんな落ちでした。