ブログトップ

ローバーと本と音楽

rover.exblog.jp

カテゴリ:70年代音楽( 86 )

2年ぶり!我が家でレコードの再生ができるようになりました。

twitterをやるようになって、さらに更新が滞るようになっちゃった・・・。
という話ではなく、久々にレコードプレイヤーで音楽を聴いたら、ちょっと
ブログでも更新してみようという気になりました。

2年前に新しいオーディオシステムを購入してから、そのアンプにレコード
の入力端子がなかったことで、ずっと接続できていなかったんですが、
昨日、やっとフォノイコライザー(接続用の機材ね)を買ってきて繋ぎました。

最初に聴いたのは、Larsen=Feiten Band の Full Moonです。

やっぱり針が落ちた瞬間の「プツッ」って言う音がたまらないですね~。
これから始まるっていう期待感を高めてくれるし、不思議と座って
聴かなきゃって気持ちになります。

ドッシリしたリズムセクションとホーンの存在感が、DCで聴いているとき
とはちょっと違います。

なんだろうな、DCのほうがクッキリしているんだけど、レコードの独特の
「しっとりした空気感」が音楽的な感じなんです。(よくわかんないね)

片面20分程度しかないから、途中で裏返すっていう今では新鮮な
作業が発生するですけど、これも音楽的なんですよ。

というのも、昔はA面とB面がそれぞれ1幕2幕みたいなストーリーに
なっていることが多くて、1幕の終了した余韻とともに、2幕へ向かう
期待感みたいなものが、またいいんです。

最近はA面B面どころか、アルバムで購入するって概念すら危うく
なってるから、曲順のストーリー性なんてライブでしか味わえなく
なって来ているのかもしれませんね。

久々に聴くアーティストを次々にターンテーブルに載せます。

Stuff/Stuff
One on One/Bob James&Earl Klugh
Still Crazy After All These Years/Paul Simon
Lookin’ For A Love Again/Bobby Womack

みんな70年代の音楽ばっかり。いい音楽ばっかり!

これで、また中古レコード掘りにいけると思ったけど、レコードの
おき場所も限界だし、中古レコード屋さんにもかなりご無沙汰だなあ・・。

まあ、そもそも子供達つれていけないし、まだしばらくお預けかな・・。
[PR]
by 400tourer | 2010-10-10 13:26 | 70年代音楽

儚い朝のひと時と Jamaica song (1974年 Booker T)


まだ、目覚まし時計も鳴らない時間に、ふと起きて、部屋を見回した。

家族は寝息を立てている。

急いで静かに着替え、真っ暗なリビングへ向かう。

明かりをつけずに、カーテンをひと窓ずつ開けて回ると、部屋に新鮮な
光がいっぱい差し込んできた。

いい天気。つかの間、一人の時間だ。

まず、コーヒーを淹れよう。


3杯の粉を入れたフィルターから放たれる、鼻の奥にやさしく忍び込んでくる香り
ああ、これが目を覚まさせてくれるんだよね。

そして、二つ目のカップにコーヒーが滴り落ちる。

ひとつは、この後に起きてくるヨメサンのカフェオレ用。


さて、こんな瞬間にもっとも相応しい音楽をかけよう。

Booker T の1974年のソロアルバム、EvergreenがCDプレイヤーのトレーに
吸い込まれていく。

a0011050_11291253.jpg



やさしいアコースティックギターのイントロに波の音が重なる。

陽気なピアノのバッキングと、子供たちの声。

Booker Tの繊細で素直な歌声が部屋に拡がる。

MG'sでディープなオルガンを弾く印象からは意外なほど美しい声。

They're singing a Jamaica song.

子供たちのコーラスと手拍子、それに波の音をバックに、シンプルな
演奏とシンプルなメロディ。


コーヒーの香りと朝日に包まれて、この曲を一人の部屋で聴いていると、

「ありがたい」

そんな感情が自然と沸き起こってくるのが心地いい。


子供たちのLa-La-La-La-La-La-Laのリフレインを聴いていると、

まだ寝ている子供たちと、ふざけて遊びたくなってくる。


ああ、不思議なもんだ。

こんなにも貴重な一人の時間なのに。

まもなく子供たちがこの部屋に元気な声で「おはよう!」と入ってくるだけで
簡単に壊れてしまうのに。


多分、儚いとわかっているからこそ楽しめるんだろうな。


こんな気分にさせてくれるBooker TのJamaica songに感謝しなきゃ。


さて、そろそろ子供たちが起きてくる時間だ。


しばしこの時間とはお別れ。
[PR]
by 400tourer | 2010-05-08 09:19 | 70年代音楽

音楽は複製可能な単なる情報なのかな~。


ドラム仲間(といってもプロの方ですけど)のクンゴさんが、考えさせられる
記事を書いていたので、超ヒサビサにトラバなんぞをさせてもらいますね。

ホントはコメントを書いたんだけど、記事にしたくなっちゃった。(笑)

才能の流出


無料ライブ、無料ダウンロード、著作権フリーな作品、CDコピー。
どれも宣伝の為、制作費が捻出出来ない為、等々。
とても理解できます。

音楽好きの裾野を広げるという大義名分が、アーティストや販売側を追い込みます。
しかし、どんな時も忘れないで頂きたい。


音楽を作るには、膨大な時間の蓄積と資金の供給が必要なんです。



この記事を読んで、5~6年くらい前に吉田美奈子さんの
ライブに言ったとき、ご本人がこう言っていたのを思い出しました。


「3000円のCD1枚が売れても、実は50円しかボクの懐に入ってこないの。
だから違法コピーでCDが売れなくなると、本当に困るんだよ。」


当時はCCCD(コピーガード付きのCD)が物議を醸している頃でね、
幻のアルバムといわれた「BELLS」の再発がCCCDだったために、心無い
ファンから非難をされたりしていた時期でした。

ブロガー仲間にもCCCD反対のブログパーツをつけている人を良く見かけました。
音質が悪くなることや、パソコンにプログラムをインストールさせるやり方に納得
がいかないという趣旨でした。


ボクも貸しレコードをカセットテープにコピーして育った世代なので、コピーが
できないのは抵抗がありました。

ちょうどそんな時に、ご本人から先ほどのような本音の発言を聞いてしまって、
ファンとしても納得せざるを得ないなあって思った記憶が、クンゴさんの記事を
読んでよみがえりました。


音楽家はもともと商売人でなく、アーティストなんですよね。(中には商売人もいるけど)

正直、商売人だってこのデフレの世の中では大変な状態です。
今までの価値基準が通用しなくなってきています。

こうして6年も使わせていただいているブログも無料、twitterだってmixiだって
facebookもyoutubeも、ぜーんぶ無料です。もちろん、freeであることが
新たなビジネスを産み出しているから、ボランティアでやっているわけじゃない
でしょうけど。

こんな時代で、商売人でないアーティストが大変でないはずがないですよね...。

時代が大きく変わっていきつつある今、これらの無料ツールを上手に使った
マーケティングが出てくる一方で、職人としてのミュージシャンや、その周りの
音楽業界はどんどん大変な状況になってきているのでしょうね。


音楽を作るには、膨大な時間の蓄積と資金の供給が必要なんです。



大好な音楽や音楽家のために、何ができるんだろう。
[PR]
by 400tourer | 2010-03-30 23:26 | 70年代音楽

マイケルが死んじゃった!?


朝、JWAVEのジョン・カビラさんが信じられないことを伝えた。

マイケル・ジャクソンが亡くなったって!?

さすがにうろたえて、起き抜けに部屋の中を行ったり来たりしているボクを見て、



「パパあ、マイケルジャクソンってだあれ?」


「え、マイケル・ジャクソンっていうのは、有名な歌手なんだよ、前にスリラーって
ビデオ見せたでしょ。お化けの格好して踊っているヤツ」


「あァ、あれかあ!あの人死んじゃったの?でも、スリラーってどういう意味なの?」


「う~ん。。恐ろしいとか怖いとか、そういう意味じゃないかな。」


「あ!じゃあ、死んじゃったから、本当にスリラーになっちゃったんだ。」


「・・・人が死んだことを笑い話みたいに言うんじゃないよ!パパが死んじゃったとき、
お友達が笑い話にしていたらどんな気持ちになるんだ?」

「そういうのは、大人の言葉で不謹慎って言うんだ!」


気がつけば、自分でも大人気ないくらい、子供を叱り付けていました。


ハナは、目に涙を浮かべてしょげていました。


スリラーが流行って、みんなでムーンウォークのまねをしたのは中学2年生。


あれからずいぶん年をとっちゃったかな。


思わずコーヒーを一気に飲み干して、気がつけば、またうろうろ歩き出していました。
朝から怒っちゃった自分に、ちょっと自己嫌悪になりながら。



マイケル、やっぱり伝説になっちゃうんですね。

ご冥福をお祈りします。
[PR]
by 400tourer | 2009-06-27 00:00 | 70年代音楽

清志郎さん、ありがとう。

ついに、清志郎さんが逝ってしまった。

a0011050_2234598.jpg


学生時代から、国立や横田基地周辺でライブをやる度に、伝説のように名前を
聞いてきた清志郎さんが、亡くなってしまった。

一昨年の11月、ブルーノートでのサム・ムーアのコンサートで予想外の飛び入りを
してくれた時には、あれだけ元気な姿を見せてくれたのに。


そして今日、たった30分前、行きつけのソウル・バーで、RC版の「上を向いて歩こう」が
かかったばかりなのに。

さっきまで、一緒に歌っていたのに。


思えば、1985年8月に西武球場で行われた、RCサクセションの野外コンサートのアンコールで、

「最後に、日本で一番ユーメーなロックンロールを歌おう!」
そう言って、「上を向いて歩こう」を演奏してくれた時も、一緒に歌っていた。


その翌日、日航機は御巣鷹山で墜落し、坂本九さんは亡くなってしまった。


そして、あの衝撃から24年。


今日、「上を向いて歩こう」を歌ったら、

清志郎さんも逝ってしまった。


これって、偶然なんだろうか。


なんだかよくわからない。。


こんなことしか言えないけれど、


清志郎さん、これまで本当にありがとうごさいました。

日本の最後のロックスターだった人なのに、本当に残念です。

ご冥福をお祈りします。



Excite エキサイト : 社会ニュース
[PR]
by 400tourer | 2009-05-03 04:27 | 70年代音楽

山下達郎さんのLive初体験!

PERFORMANCE2008-2009へ行ってきました。

小学生の時にドーナツ版の「Ride On Time」を買ってから、
なんと28年も経ってからの初体験!

NHKホールに行ったのも、多分15年ぶりくらいです。

例によって、子供を置いて夫婦で来るわけにいかず、ひとり淋しく
見てきたんですけど、帰りの道すがらはそんな気持ちも忘れて、
幸せな余韻に浸っていました。

ポッピンタイムやJOYで昔から聴いてきた数々の名曲のライブアレンジが、
つい数時間前まで、目の前で繰リ広げられていたんです。

何といってもあの圧到的な歌声。今週56歳になるとお話していましたが、
つき抜けるような八イトーンはナマで聴くと感動的です。

むしろここ数年でリリースされた曲の歌声よりも若い気がしました。
ツアーも去年からはじまって20本目とのことだったので、6年ぷりの
ロードで、声にもいい感じで研きがかかってきているのかも。

バンドの面子もやっぱり上手でしたね~。

難波さんや伊藤さんなどの超べテランに混じって、今回から青山さんに
代わって24歳のドラマーが加わっているんですけど、さすが元ドラマーの
達郎さんが選んだだけのことはあリますね。

まったく遜色ないばかりか、ソロではルーディメンタルなフレーズ
(基礎がしっかりしてるってことです。)が炸裂するし、あの若さとは
思えない落ち着きっぷりです。

若い血を入れたことで、これからまたライブを本格化するという話も
間達いなさそうですね

とにかく、達郎さんが真のライブ・パフォーマーだということが本当に
良くわかりました。

曲目はご本人もおっしゃっていましたが、これから行かれる方のため
にも楽しみに取っておいた方が良いので、ここには書きません。


昔からのファンでも、ここ5年くらい前からのファンでも
きっとロずさめる曲がいっぱいです。

あ、そうそう、クラッカー持って行けば良かったなあ。

ホールに広がる火薬の匂いは、CDでは味わえないですね。

また行きたいな~。

今日はこの予韻のまま、そろそろ寝ます。
やっぱり、ナマはいいですねェ!
[PR]
by 400tourer | 2009-02-02 03:10 | 70年代音楽

保育園で演奏してきました!(その2)Youtubeにリンクしてます


遅くなっちゃいましたけど、保育園で演奏した時の動画をのせますね。
途中から子供たちがぴょこぴょこ踊りだすのがかわいいですよ。

あ、この話の続きですので、良かったらこちらもどうぞ。
保育園で演奏してきました!(その1)

当日は9時半からのスタートに9時入りと言われてあせってましたが、保育園の
園長先生をはじめ、職員の皆さんが総出でセッティングを手伝ってくれたので、
10分ちょっとでドラムが組めました。

とはいっても、やはりリハーサルは20分弱しかなかったので、去年に一度ここで
お手合わせをしたアルトサックスのパパと、まず進行を決めてから、はじめて参加
されるピアノのママに指示を出す形にしました。

1曲目は、やっぱりジングルベル。
2曲目は We Wish You A Merry Christmas
3曲目はサックスとドラムのデュオでSomeday My Prince Will Come

まあ、思ったよりも1回ずつ通した時のまとまりが良かったので、最初と
終わりの合図だけ決めるくらいで、リハは終わらせちゃいました。

だって、もう子供たちがホールに入ってきだしたんだもん。(苦笑) 


先生たちの前座の歌が終わって、本番はすぐにやってきました。

「みなさーん!おまたせしました。今日はパパとママがバンドを組んで演奏してくれますよ。」

と言う紹介で、ドラムセットに向かい、ピアノのママの緊張する表情を笑顔でちょっと
だけ和ませました。

「1曲目はジングルベルです。」

そう紹介されると、場内のパパママや子供たち60人くらいの視線は一気にこっちへ
やってきました。

まあ、あくまで余興なんですけど、子供たちにはウケたいですよね。
と言うわけで、秘密兵器のスレイベル(鈴)をフットペダルに設置したものをイントロで
活用しました。

リンリンリンリンリンリン・・・

サンタのソリの鈴が聞こえると、「おお!」という歓声が聞こえます。

よしよし、つかみはOK。

このまま、イントロになだれ込みます。

続きは、Youtubeでみてね。

ジャズセッションat保育園Vol.2 ジングルベル
Merry Xmas!
[PR]
by 400tourer | 2008-12-25 07:30 | 70年代音楽

これからストーンズのシャイン・ア・ライトを見てきます~!

この時期は一人ぼっちで六本木ヒルズを歩くと
寂しい気分なんだけど、今日はそれどころじゃないんです。
目一杯、ロックを浴びてきま~す!

a0011050_0361151.jpg


(追記)・・・で、見てきましたよ。

やっぱすごいわ。

映画館で汗ばんだのは滅多にない経験かも。

今までストーンズは3回ほどナマを見に行ってるけど、臨場感はナマ以上でした。

だって、あんなアリーナのアングルで、あんなにバランスのいい音響なんで、
大きな会場じゃあ望めないですからね。

まだ見ていないストーンズ好きな方がもしもいれば、行ったほうがいいですよ。

曲選もいいし、1曲目のJumpin’ Jack Flashになだれ込む演出は鳥肌立ちました。

ミックはアップで見ると、本当に鍛えて締まった身体なのでびっくり。
あのアクションで歌ったら、自分なら1曲すらもたないかも。。

キースは本当に楽しそうに演奏していました。

ロンは楽しみつつ、要所をはずさないし、チャーリーは意外にエモーショナルな
フレーズを炸裂していて、かなりかっこいい演奏でした。

Start Me Upのイントロがあまりの絶妙な「間」で入ってくるので、またしても
鳥肌が立っちゃうし、Brown Sugerの観客と一体になった感じは、スタジアム
ではきっと味わえない雰囲気じゃないかな。

思わず腰が浮いちゃいましたけど、六本木のおしゃれな観客は意外に冷静で
ちょっと寂しかったな。

エンディングになだれ込むカメラワークとShine A Lightの絡みは流石の
マーティン・スコセッシって感じで、また鳥肌立っちゃった。

先日のキャロル・キングも66歳だったし、ストーンズのメンツもみんな60代。

みんなすごいね。

ボクもあんな60代になれたらいいなあって思いますよ。
まだ20年もあるけど。

そう思うと、まだまだ案外若いのかも。

会社の若い社員に囲まれていると、自分がおじさんなんだとついつい思って
しまうんだけど、なんかそうでもない気がしてきた。

社員、あ ライト!


やっぱおじさんかも。。。
[PR]
by 400tourer | 2008-12-15 20:47 | 70年代音楽

おひさしぶりです。キャロル・キングのコンサートへ行ってきました!


本当にお久しぶりですね!お元気ですか?

6月以来の更新なんで、もう半年近く放置でした。


この間、いろいろいろいろと細かいことはいっぱいあったのですが、それは今回
置いておきますね。とりあえず、家族みんな元気です。


今回ヒサビサに書こうと思ったのはね、先日観にいったキャロル・キングの
ライブの話なんですよ。

「ローバー・トゥアラーと70年代音楽と子育てを語る気ままなページ
(本はどこいったんだ?)」←やたら長い

とブログと銘打っているからには(?)やっぱり、書かないと。


11/22の東京国際フォーラムへ行ったんです。一人でね。

本当は、ヨメさんなり、誰か友達なりと行きたかったんだけど、子供2人もいると
置いてはいけないし、最近じゃ友達とも連絡とっているヒマないし。

というわけで連休の初日、翌日はハナの七五三なので時間ギリギリまで
部屋掃除をしつつ、遅刻しそうになって飛び出していきました。


キャロル・キングといえば、やっぱり「つづれおり」が思い出深いのですが、
今回のツアーは「ヒットメドレー状態」だという事前情報を聞いていたので、

「泣いたらどーしよ。」と心配でした。(ウソ)

以前に買ったDVDが、「リビングルームへようこそ」というリラックスしたステージ
を収録したもので、今回の来日も同じ企画だし、キャロルのピアノ弾き語りが中心
だと期待していました。


国際フォーラムの入り口は、はさすがに客層がバラエティ豊か!


ベタベタ手をつないで歩く20代のオシャレな男女

寄り添って歩く30代の落ち着いた男女

ちょっと離れて歩く、50代~60代の男女


熱く語り合う20代の猫背で変な髪型の音楽ヲタク風男子たち


家族連れでは来られず、一人さびしく歩く40代の男性←ボク

同じく、一人さびしく歩く40台の女性


一人で歩く、グレーヘアや、ちょっと寒そうな頭部の50代~60代の男性

20代の娘と二人で歩く、50代~60代の女性


これまでいろいろなコンサートに行ったけれど、こんなに客層が広いのは、
はじめてかも知れないですね。


開演時間通りに消灯し、まもなくステージの左手からあらわれたのは、

グレーっぽいカーリーヘアで胸元のスパンコールがキラキラ光る黒い衣装。
人懐っこい笑顔を振りまいて、ゆっくり深々とお辞儀をした、キャロル・キングでした。


ステージはグランドピアノ1台と、ソファが二つに、カウンターチェアが2脚だけ。

グランドピアノの上におかれたランプを点し、ひと息おいて歌い始めました。


Song Of Long Ago

DVDと同じスタート曲。でも信じられないのは、目の前でナマで歌ってる、その
すばらしい声量と、力強い低音が響くピアノ。

ナマで聴いてもまったく衰えを感じません。

その聴き手の反応を知ってか知らずか、2曲目の歌詞がほほえましいんです。

Welcome To My Living Room

「今日は歌いたい曲がいっぱいあるんだけど、全部できなかったら許してね。
だって、わたし66歳なの。」


肩をすくめるようにこちらを見ながらにこやかにアピールするその仕草。
その歳で、なんでそんなにキュートなんだろ。(失礼)


リビングルームに訪れたお客様は、サポートメンバーの二人。

ギターとベースを持ち替え、コーラスもこなし曲によってはリードボーカルもとる
という器用な方々です。


曲目リストはちゃんと覚えていないので、詳しくは「セットリスト」で検索して
もらえば出てくると思うのですが、とにかく「ヒットメドレー状態」でした。


やはり、圧巻は最後の曲「空が落ちてくる」(もちろん邦題)~アンコールの展開です。

So Far Away

もう、イントロだけでノックアウト状態。鳥肌は経つし、こりゃ歌わずにいられないよ!

You've Got a Friend

参りました。音楽で涙が出るなんてヒサビサ。でも、まだこの感性が残っていた
こともちょっと嬉しい。

「君の友達」といえば、学生時代にアメリカ一人旅をしていたときの思い出の歌です。

シカゴで仲良くなったイギリス人3人と共同でダウンタウンのホテルの部屋を借り、
毎晩、お酒を飲んだり歌を歌ったりして過ごしたんです。

そのとき、一人が持っていたギターでボクが弾き語りをしたのが、この曲です。

4人で大合唱して、本当に楽しかったなあ。

あの3人は、今何しているだろう。


こんなことを思い出しながら歌っていると、気がつけば隣の50代の女性も
涙をぬぐいながら夢中で歌っていました。

キャロルの歌の持つパワーってすごいね。

そして、アンコールのアンコールはやっぱり
Loco-Motion

会場も総立ちで「Come on baby~」の大合唱です。


あっという間に楽しい時間は終わり、幸福な気持ちで寒空の下、帰途に着きました。

途中、家族にはお土産に北海道の物産館で「なよろプリン」を買ってね。



考えてみれば、66歳といえば、あと26年も先のことなんだよね。

あの歳になったころ、ボクもやっぱり音楽を続けていたいなあって考えたら、

26年といえば、自分が楽器をはじめた時が14歳だから、今年で26年なんです。


今まで音楽をやってきた時間と同じくらい、この先に時間があるんだね。


そう考えたら、今このときにちょっと演奏する時間がなくても、あきらめることは
ないんだね。

そんなに焦ることはないんだって、あらためて自分に言い聞かせました。


ああ、やっぱり音楽はいいね。
[PR]
by 400tourer | 2008-11-27 01:16 | 70年代音楽

答え合わせ(コアな音楽ファンの方専用)


予想していないほど反応があったので驚きましたよ。

先日の怒涛のCD大量買いの話ですけど、
わざわざ記事にしてくださった奇特な方がいました!

答え合わせ



こんな回答をくれました。


1列目(右から)

Portrait In Jazz / Bill Evans
Waltz For Debby / Bill Evans
Ella and Louis / Ella Fitzgerald & Louis Armstrong
A Night at Birdland, Vol. 2 / Art Blakey
Thelonious Himself / Thelonious Monk
Pithecanthropus Erectus / Charles Mingus
??? / ???

2列目

Milton / Milton Nascimento
Samba '68 / Marcos Valle
Heavy Weather / Weather Report
Pat Metheny Group / Pat Metheny Group
Maiden Voyage / Herbie Hancock

3列目

Feels Like Home / Norah Jones
Love Scenes / Diana Krall
Lady In Satin / Billie Holiday
??? / ???
??? / ??? ... Chet Baker かな?

4列目

Brother to Brother / Gino Vannelli ... たぶん,ですが.
??? / The Beach Boys
??? / Daryl Hall and John Oates ... ベスト盤かな?
The Nightfly / Donald Fagen



さすが、これだけの情報でよくわかりましたね。
答えてくれたのはすべて正解です!

1列目はGloria Coleman Quartedという女性オルガニストがリーダー
のアルバムで、Grant Greenが入ってるんで買ったんですよ。
内容はギター意外はたいしたことなかったですけどね。(苦笑)

3列目の奥から4枚目と5枚目はそれぞれ、

4枚目:Natalie ColeのSnowfall On The Saharaというアルバムです。
でもまだ聴いていないので、内容が良かったら報告しますね。

5枚目:Chet Baker のMy Funny Valentineです。
これは文句のつけようのない名盤です!

全体を通した繊細なサウンドと漂う哀愁は秋口に聴くといいでしょうね。
夏の夜中でもいい感じです。


The Beach Boysはおっしゃるとおりベスト版です。

Classics selected by Brian Wilsonというタイトル通り、ブライアン・ウィルソン
自ら選んだベストなので、やっぱり買っちゃいました。
内容はもちろん名曲揃いで文句なし。

Daryl Hall and John Oatesもベスト版です。
The Essential Daryl Hall and John Oatesという名に恥じない名曲揃いの
2枚組みです。

70年代~90年代のアルバムはほとんどアナログで持っているので、いい曲だけが
ピックアップされて2枚組みになっているしお得なので買いました。

選曲がとってもいいので往年のファンよりも、今初めて聴く人にオススメですね。

とはいえ本人たちの知らないところで勝手に作られたベストではなく、本人たちの
ヒット曲に対する回想録が散りばめられているからもちろん好きな人にもオススメ。


実は、さらにキムラヤで500円CDを買い足しているので、それも調子に乗って
クイズをやってみようかなあ。
[PR]
by 400tourer | 2007-08-04 12:28 | 70年代音楽