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ローバーと本と音楽

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ライブのセルフレポートです。



土曜日のライブ、結果的にはとっても評判が良かったみたいです。
以下、ライブのレポートです。


西荻窪のCLOP CLOPっていうライブハウスだったんですけど、駅からは歩いて
5分くらいの飲み屋街にある、ちいさなお店でした。


<持っていったもの>

・スネアドラム(レジェンド14"×6.5" メイプル4プライ)
・ハイハット(Kジルジャン13" サウンドウェッジ)
・クラッシュシンバル (Kジルジャン16"ダーククラッシュ)
・ライドシンバル(Kジルジャン20" 80年代製クラッシュライド)
・フットペダル(パール製のチェーン式)
・スティックケース

お店まで、電車で行ったんだけど、アロハシャツ着た格好で、こんな大荷物をカートで
転がしていったから、まるで家出人のような怪しい出で立ちだったかもね。(苦笑)


お店について、早速セッティングを開始。


狭いステージなんだけど、備えてあるドラムもバスドラが18"でタムが10"、フロアタムが
14"っていう、ジャズコンボが使うようなセットでした。


ライブのセルフレポートです。_a0011050_16194812.jpg



個人的にはこういうセットが大好きなんですよ。自分のドラムも同じインチ数で揃えてる
から、やりやすそうな感じ。


セッティングはすぐに終わったら、すぐにリハの開始です。


なんといっても、このリハーサルにかかってるからね。
だって、10曲全部オリジナルなのに、事前のリハーサルは1度だけだったんだもん。

20年来の音楽仲間とはいえ、このバンドのドラマーが仕事の都合で急遽、代役を
お願いされたのが、半月くらい前だったかな。。


リハ1回で本番とは、まったく無茶言うよね。


コード進行はシンプルなんだけど、逆にリズムの展開やブレイクは結構むずかしいね。


まあ、なんとか覚えたような気がするので、あとはピアノのヤツからのサインを
見落とさないように、聴き落とさないようにすれば、何とかなるかな。(笑)


リハが終わる頃、対バン(当日演奏するもう一つのバンド)がやってきた。


彼らはギター、ベース、ドラムのトリオでインストロメンタルのファンク・フュージョン
みたいなオリジナルを演奏するらしい。


挨拶を交わしたあと、ちょっと見たかったんだけど、曲順を決めたり腹ごしらえ
が必要なので、お店を出てすぐの焼き鳥屋さんで事前ミーティング。


のつもりが、いきなり飲み会。(苦笑)


まあ、20年来の友人でもあるからバカ話も弾むしね。。
焼き鳥つまんで冷たいビールをゴクリゴクリと。


ふと気がつけば、もうそろそろ前のバンドの本番が始まる時刻だよ!


あわてて会計を済ませると、ちょっといい気分でライブハウスへ戻り、
対バンの演奏を聴きながら、スティックを動かして身体をウォームアップ。


なかなか凝った演奏する対バンに感心しながらも、ちょっとパフォーマンスが
地味目だから、こっちは派手目にやった方が良さそうだという作戦を
立てたりしています。


徐々に体が動きだして来た頃、対バンの演奏が終わりました。


さて、まずはセッティングをしなければ。


すばやくシンバル類とスネアのセッティングと、大まかなチューニングや
緩んだボルト類がないかをチェック。


大丈夫そうだ。じゃあ、あとは楽しむだけだね。。


準備ができると、バンドのメンツと一緒に一度ステージから降りて、入場のテーマ曲(?!)
が流れるのを扉の向こうから待つことになりました。(プロレスじゃないんだけどね。。)


まもなく、景気のいいニューオーリンズ調の曲が流れると、ピアノのヤツがひとこと。


『じゃあ、いつものやついきますか!』


そういうと、円陣を組んで右手をその中心に差し出しました。

ギターのヤツがその手の上に、自分の右手を重ねています。

僕もとっさにその手の上に右手を重ねると、僕と同じくゲストのパーカッション
のヤツも右手を重ねます。


『いくぜっ!』 『オスッ!』


・・おいおい、飛び出せ青春みたいじゃないか。(わかんないよね。。ごめん。)


掛け声と共に扉を開けると、照明を暗くした会場からスポットの当たるステージ
まで、お客様の拍手に包まれながら歩いていきます。






こーいうのきもちいーねー!やっぱし!


ウキウキしながらステージの一番奥にあるドラムセットに座り、ハイハットの
クラッチを調整して、スティックを握ります。


やっぱり気分が高まるねー。もうすっかり臨戦態勢だよ!(笑)


ライブのセルフレポートです。_a0011050_16203567.jpg



1曲目はフォービートのインストから始まって、そのままミーターズみたいな
ニューオーリンズファンクになだれ込む予定。


始まりのきっかけは、僕のドラムロールから。


みんなの目を見ると、OKのサインを出している。




さあ、行くよ!




『ザァァァァァァァァァァァ~~~~~~~ッ・・・ジャーン!!』


出だしはうまく決まったね!


もうすっかりいい気分だ!


あっという間に2曲目のイントロフレーズがギターアンプから鳴り響く。


もーたまんないね。暴れちゃぉ!




・・・怒涛のように立て続けで演奏するノリノリ曲を前にして、お客さんもかなり
いい感じになってきたみたい。


前で立って踊ってる人もいるよ。(これが一番うれしーんだ!)


気がつけば、もう最後の曲になっちゃった。これまた景気のいい2-3のリズム。
まさにニューオーリンズ・ビートだね。


ソロ回しもみんなカッコいいじゃない!


こっちも負けちゃいないよ~。


なんだか叫びたくなってきた!



『★■$Э~!!』←意味不明。



ジャーン!!


『どうもありがとう!ニヒルブラザーズでしたァ!!』


・・おわった。

拍手と口笛の中、ステージを降りるときの気分ったら、もうサイコーとしか
いいようがないね。


お客さんが握手を求めてくる。

代役ドラマーだから、お客さんから冷たくされるかと、ちょっと思ってたのに。

みんな笑顔だったよ。


お店のマスターまで握手を求めてくれた!


みんながいっぱい褒めてくれる。

嬉しいなあ。


最近、こんなにみんなから嬉しい言葉をもらったことなかったなあ。。


また、このバンドでやるのもいいなあ。


でも代役だからなあ。


のっとっちゃおうか!(ウソだよ。)
by 400tourer | 2004-10-04 16:21 | バンド/ドラムの話 | Comments(4)
Commented by tshirorn at 2004-10-04 17:03
うわーーー楽しそうなレポ!気持ちよさそー!!!
Commented by blue_koichiro at 2004-10-04 18:03
いいね☆
楽しそうなライブでなにより!!
あ〜、聞きたかったなぁ(まじで)
お疲れさまーー(^-^)v
Commented by 400tourer at 2004-10-04 22:45
ヒロさん、気持ちよかったよ~!やっぱりナマはいいねえ。
お客さんを楽しませられたら嬉しいよ。
Commented by 400tourer at 2004-10-04 22:47
blue_koichiroさん、聞いたらアラが目立つかもしれないんですけど、
派手にパフォーマンスしてると見た目はごまかせますからね。(苦笑)
とにかく楽しかったです!
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